地域おこし協力隊

地域おこし協力隊としての活動内容、僕の場合。

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一口に地域おこし協力隊と言っても、様々な働き方があるようです。

地域おこしの目的

嘉年地区にいる僕の場合「嘉年地区の地域おこし」なのですが、あまりに漠然としているという事もあり、ある程度の目的は定まっています。
①農産物のブランド化の促進
②過疎化を緩和するために新規就農者等定住の促進

①の、農産物のブランド化というのはある程度明確だと思います。
僕は毎週火曜日と金曜日に「嘉年ハイランド」という農業法人で活動をする事が決まっているのですが、嘉年ハイランドの大きな目的として米のブランド化の促進があります。

嘉年は標高350〜440mの高地にあり、冷涼な気候で一日の寒暖の差が大きい地域です。コシヒカリを作っており、一定の評価はあるのですがいかんせん嘉年の知名度が低く、なかなか売れないという現状があります。今までは「阿武川源流米」というネーミングでブランド化を推進されていたようなのですが、県内ではともかく県外ではそもそも阿武川の知名度が無いのでそこら辺のネーミングも変えていかないとな、と思っています。

(県の名水にも選ばれた水出の泉を田に引く)

(県の名水にも選ばれた水出の泉を使ってお米を作っています)

 

なぜ、ブランド化をしなければいけないか、一言で言うとお米の卸値が安いからです。
60kgの玄米をJAにおろした場合、11,600円にしかなりません。
お米を作るだけでは全然利益がでないんです。

白米にすると91%程度になるので、54kgの白米が11,600円という事です。
つまり1kg=215円くらいです。(精米にかかる費用は除外するとして)

今は補助金があるので、なんとかやっていけている状況ですが(ここら辺にも構造的な問題があるのですが)、過疎化・高齢化により耕作が放棄される土地も出てきました。

現在は嘉年の多くのお米はJAの流通を通しているので、嘉年の名前は出ていません。
嘉年の名前を高め、米などの独自の販路を拡大していければと思っています。

②の過疎化を緩和する事についてですが、これも嘉年のブランド化に密接に関わってくると思います。人口が都市に流入するのは仕方が無い事です。合理化という点で言えば、人口は一カ所に集中した方が、効率が良いというのは間違いありません。実際、田舎暮らしというのは都会にはない様々なコスト(人的、金銭的)が発生します。
そんな田舎に定住する若い人を田舎に定住させようと考えるのならば、それに見合うだけの条件を用意しなければならないと僕は思っています。

定住する人を誘致するとなれば、やはり新規就農という形になると思います。その農業で利益が出ないと話にならないので、利益が出る農業に変えていく事は不可欠です。

僕は残念ながら農業については素人です。(もちろん今から勉強するつもりですが)ですから僕は販売サイド(ブランド化、マーケティング)で嘉年の農業を振興していければと思っています。

具体的な活動

具体的な活動内容なのですが、僕は週4日勤務なのですが、週に2日は農業法人の「嘉年ハイランド」で活動し、週に1日はJA女性部で活動します。もう1日は、自分で活動を決める事ができるのですが、様々なイベント(地域の祭事など)があるのでそのお手伝いに当てる事が多くなっています。

地域の祭事には、地域の色々な人がいらっしゃるので自分の事を知ってもらうには一番良い手段かと思います。地域おこし協力隊で活動を開始される方なら、イベントには積極的に顔を出された方が良いかと思います。

僕の活動内容をざっくりと言えばこういった形になります。同じ山口市に配属されている地域おこし協力隊の中でも、活動は本当に千差万別ですので地域おこし協力隊に応募しようとされている方はその地域でどのような活動をする人が求められているのかじっくりと見極めた方が良さそうです。

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