観光

民宿は儲からない。

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最近、嘉年に民宿を作ろうと計画しています。

民宿と言っても料理は出さない自炊式の民宿で、民宿というよりも「実際に田舎暮らしを体験できる家」といったほうがイメージに近いです。

民宿というと囲炉裏やかまどのある古民家やログハウスのイメージが強いですが、至って普通のお家です。(普通と言ってもかなりしっかりしたお家ですが)

実際の田舎の暮らしに近いので、田舎暮らしがしてみたい人や田舎に移住したい人に泊まって頂くのと、嘉年で交流体験などがあった時に使えるような施設にしたいと思って準備を進めているのですが、色々な数字を計算してみてわかったこと、それは……

民宿では全然儲からない!!

というよりも黒字にすることもかなり難しい!!

民宿と言っても自炊式なので、一泊一名様3500円程度が相場かなと思っているのですが、1ヶ月の土日続きの休日4回が毎回2名様で埋まったとして28,000円の売上しかないワケです。なんとかその倍入ったとしても56,000円。売上がです。

そこから家賃(もしくは償却費)や水道光熱費、クリーニング代を引くと、ほぼ0です。維持管理するための人件費はどこから捻出すれば良いのかという状況です。

これは別に素泊まり式に限った話ではなく、料理を出しても6,000円~8,000円程度の民宿が多いと思うのですが、料理を提供する場合は飲食店のような調理設備が必要なので(初期投資がかなり必要なので)もっと儲からないんじゃ…と思います。

民宿のモデルケースの収支例の資料を見た時にぞっとしたのは従業員の賃金が(家族労働のみ)という注釈がつけられて0円となっていることです。

それはビジネスとは言えないんじゃないでしょうか…。

昨今、中山間地域(いなか)をやれ「グリーンツーリズム」とか「民泊」とかで「観光分野で活性化を!」という動きがありますが、なんていうか「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉を地で行っている気がします。こんな収支でどうやって活性化するんでしょうか。

無論、民宿を好きでやっている人を非難したいわけではありません。むしろ地域の為に善意でやっていらっしゃる方ばかりだと思います。頭が下がる思いです。僕がおかしいと思うのは「儲からないわりに労力がかかる民宿・民泊を盛んに推奨する人や機関です」。

もともと僕は地域おこし協力隊になった当初から「グリーンツーリズムや民泊で地域は活性化しない!」と思っていたのですが、調べれば調べるほど無理だと思えてきました。

じゃあ、民宿はやらないのかと聞かれれば、やろうと思っています。が、その理由は明日の記事に書こうと思います。

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