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120kgの猪の解体をお手伝いしました。

福岡の実家に帰省していたのですが、三が日も過ぎたので嘉年に戻ってきました。

嘉年に戻ってきて思ったのは、「やっぱり自分の家(嘉年の)は落ち着くな…」ということで、引っ越して2ヶ月ほどしか経過していないにも関わらず「ここが自分の家」という感じがします。

さて、Facebookに今年の抱負として「狩猟免許の取得」を掲げていたのですが、新年早々さっそく猪の解体をお手伝いしました。

解体中の鮮明な写真は掲載を控えますが、お食事中の方や耐性がない方は閲覧されないほうが良いかと思います。

 

120kg級のイノシシと対面

正月気分が抜けていない僕が、朝だらだらとしていると上田さんが迎えに来てくれました。前の晩に「明日、田んぼとイノシシを見に行こう」という話をしていただいたのです。田んぼの件は後日説明するとして、イノシシについて説明します。

今回捕獲されたのは120kgという巨大な猪です。僕が行った時には血抜きをするために流水に漬けられていました。この時点で内臓の多くは抜かれています。

猪を水に漬ける

で、でかい!

子牛くらい大きいです。

120kgのイノシシ

水からあげて、人と比較するとこの大きさ。4人がかりでやっと台に上げました。

この台の上で、まずは毛に付いているドロなどを落としていきます。この時は洗車用のブラシなどでこそげおとしていきました。

そして、足から皮をはいでいきます。脂が凄いので、よく切れる刃物でないとなかなか切れません。皮下脂肪が皮に残らないように削ぐようにしてゆっくりとはいでいきます。ちなみに「このイノシシを一人で解体したら5時間はかかる」とのこと。かなり体力のいる作業です。

イノシシの皮を剥ぐ

この時は7人(その中に素人の僕も混ざってますが)でやったのでかなり手早く終わりました。

足はそれほど皮下脂肪がないので簡単ですが、お腹まわりが難しくちょっとヘタなことをすると皮に脂が残ってしまいます…。綺麗にはいでいくにはよく切れるナイフと技術が必要ですね。シャープナーや砥石、脂を溶かす熱湯や火を用意しておくといいと思います。

解体している時は臭いのかと思っていましたが、全く臭くなく脂の匂いが漂っていただけでした。僕は、常時「おいしそうな匂い」と感じてました。

皮を剥いだあとは残っていた内臓を抜き、ちょうどアジの開きのように真っ二つにした後、ナイフで切り目を入れてあばら骨を一本一本外します。

その他の骨も、丁寧に外していって最終的に、↓の写真のように一枚の大きな肉にします。

イノシシの肉

(ちなみにこれを切り分けている方が、このイノシシを仕留めた猟師さんです)

イノシシの肉、バラ

断面はこんな感じ。切り口がある所はいわゆる「バラ」だと思います。

イノシシ肉

8等分して、解体をした人みんなでわけます。猟師さんは半分もらうという習慣があるらしいのですが、固辞されたため、皆で8等分ということに。(いい人すぎます…)

ちなみに僕は骨を頂きました。とても良い経験をさせていただいたので、この上頂くのは悪いと思っていたのですが、「そーゆーのはいいから!」と仰ったので遠慮無く頂きました。ありがとうございます!肉は上田さんにご馳走になります(笑)

様々な解体方法

ちなみに、イノシシの解体方法はいくつも種類があります。今回は台の上で解体を行うやり方でしたが、イノシシを吊るして解体していくやり方もあります。皮を剥がずに熱湯をかけて毛を抜くやり方や、バーナーで毛を焼き切るタイプ、毛を刃物で剃る方法などもあります。毛を処理した後も、開いた後、背を切り離して分けるやり方などなど…。地域や猟師さんの好みによって変わります。

ちなみに一般で売られているイノシシはきちんとした加工場等で解体されています。今回のように露天で解体されているものが流通したりはしません。身内だからOKなのです。

 

イノシシの焼き肉

解体が終わった後、一部の肉をその場で七輪で焼いて食べることに。味付けは塩コショウのみです。

イノシシの肉を焼く

これが、実に美味しい。臭みはなく、赤身の部分は牛のような豚というか…鉄の味がしっかりとするお肉です。

大きいイノシシだから、たまに硬い部位もありましたが、基本的には柔らかい肉が多い印象です。(硬い肉も僕は好きですが)旨味が濃いのでビールが進みます。

やはり野生の良い食べ物を食べているからこのような濃い旨味がでるのかな…と思いながら夢中で食べていました。

さて、明日は骨の調理をやってみます。

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平山徹

地域おこし協力隊として、(農)嘉年ハイランドなどで活動中。 阿東に住み始めて1年半。ゴールデンウィークに体調を崩して寝て過ごすハメに。風邪の時にはにゅうめんが美味しいですね。

2014/01/05 | 田舎暮らし

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