田舎暮らし

消防団の操法訓練について

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先の記事でも書いたように、僕は消防団に所属しています。

福岡にいるときは消防団の存在すら知らなかったのですが、どの地域にもあるらしいです。僕はてっきり僻地に限ったものだと思っていました。。

操法大会

消防団の活動の1つに操法大会に向けた操法訓練というものがあります。僕の所属する嘉年分団はポンプ操法という操法を練習します。ポンプ操法というのはまさにポンプの操作方法で、実際に火を消せるように訓練するわけです。

ポンプや給水用の管、消火ホースが地面に置いてある状態からはじめて実際に水を出して火にかける(操法では火に見たてたマトですが)までの訓練です。


↑2012年の嘉年分団の大会の演技です。市大会から県大会まで進んだ時なので凄くキレイですね。

 

大会では開始からマトを落とすまでのタイムや、姿勢などを点数計算して順位をつけていくわけです。この姿勢というのが曲者で、指先が曲がっていたりすると即減点になるという厳しさです。なので歩数は勿論、ヒザを曲げないように気を使ったりします。

かくいう僕も今年は操法大会の3番員に選ばれ、大会までに10回の訓練をしている最中です。(嘉年分団は毎週火、金曜日の18時半からやってます)

まあ今回ポンプ操法に出ることで、地域の若手の方などと話すきっかけができて地域おこし協力隊としても地域の新参者としても出て良かったなと思います。

操法大会の訓練
↑暗くなったらライトを付けて練習を行います。

 

大会のための練習

その一方で、「これ地域おこしの仕事してなかったら絶対出ないな…。」とも思っている自分がいるワケです。

ポンプ操法が本当に「ポンプを操って火を消すための練習」だったら進んで出るんですが、なんというか「操法大会のための練習」であって「火を消す練習」ではないわけです。効果がない事に時間を費やすのが非常に嫌いな性格なのでそう感じるだけかもしれませんが。

ただ、過疎地域の人って地域のイベント等でただでさえかなり忙しいわけです。そんなただでさえ少ない現役世代の時間をゴリゴリ削ってまでやる意味は正直ないような気がします。嘉年は消防団は完全に任意なので大丈夫ですが、地域によっては半強制みたいな地域もあると聞きます。それは地域から人が流出する原因にもなるだろうなと思います。

これは操法やっている人や消防団がおかしいというよりも操法大会の仕組みがおかしいって事で、消防団は意義があるものだと思っていますし、消防団員は良い人ばかりです。本当にお世話になってます。

 

地域内コミュニケーションの活性化

 

その上で、練習をやりながら感じたのは「博多山笠に似てる」って事です。山笠は「山のぼせ」といわれる熱狂的な博多の男性が誇りをかけて行う伝統的な博多のイベントですが、(子供の頃は参加していたので)山笠は地域ごとの単位なので地域内のコミュニケーションを活発にさせる効果もあると思うのですが、操法に意味があるとすればまさにそこで「地域内コミュニケーションを活性化させる」ということだろうなと思います。

博多では山笠が終わったらいよいよ夏本番という感じがするんですが、中山間地域は操法大会が終わったら夏本番という感じなのかもしれません。

 

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