嘉年

しめ縄を作りました。【注連縄】

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10月2日に嘉年森山八幡宮の秋のお祭りがあることは神楽の記事でも書きましたが、そのお祭りでお社のしめ縄のしめ替えが行われます。

そのためにしめ縄をなう必要があるのですが、嘉年ではしめ縄以外のお祭りの料理などについてもそれぞれの集落に役が割り振られ、集落の氏子がその役を行うという慣例になっているようで、今年は東居坂と神田にしめ縄の役が割り振られました。

しめ縄の役

集落には「八幡宮評議委員」という、いわば集落の代表があるのですが今年は僕がその役をやっているのですが、そもそも慣例がよくわからないので大体大家さんである上田さんに相談して教えて頂いています。

しめ縄についても上田さんに心配(※)していただき、しめ縄を作ることになりました。(※=嘉年では「心配」という言葉は手配する等の意味で使うことが多いです。)

とはいえ、収穫で目が回るほど忙しい時期、どのタイミングで作ればよいのかな…と思っていたのですが雨が降った翌日は稲が刈れない事が多いので、雨が降った日に連絡をしてなんとか段取りをつけることが出来ました。

 

藁束

しめ縄を作るためのいな藁は、ハカマ(稲の葉の部分)を取って、水で少々湿らせておいたほうがなう時にやりやすいとのこと。

たしかに多少湿っていたほうがすべらないので力を入れやすいのです。ハカマもコシがないので力が入れにくいのでない方がやりやすいのですが、ハカマを取る理由としてはそれ以外にもハカマは水を吸いやすいのでそれを取ったほうが腐りにくく長持ちするからという事もあるそうです。

しめ縄をなう
森山八幡宮のしめ縄は「左綯え(ひだりなえ)」。時計回りに…つまり左が上に来るよう、右手を前・左手を後ろに擦り合わせます。

しめ縄は「親指の太さ」にするよう書いてあったのですが、僕の親指と上田さんの親指では大きさがひとまわりも違います。

「これが熟練農家の手…カッコイイ…パソコンのキーボードしか触らない親指でなんかスミマセン」と思っていると、「親指のいかさ(大きさ)も人それぞれじゃけの、社委員じゃけ、平山くんの親指に合わせて作ろう」ということに。

しめ縄をなう

僕も勿論なっているのですが、スピードが全く違います。僕が3mのしめ縄をなう間に6m以上する縄をスルスルなっていかれます。特に正月のしめ飾りを作られることもある栗田さんは、僕が3mなう間に6mの縄を2本もなわれていました。

しめ縄をなう栗田さん
↑栗田さんはしめ縄の達人です。渋い…!

 

しめ飾り

僕が2本めを作っていると栗田さんが数々のしめ飾りを作っておられました。

しめ飾り

「凄い!縄目もめちゃめちゃきれいだ…」と思って見ていると、なんと頂けることに。来年の正月のしめ飾りはとても素晴らしい物になりそうです。

現在では稲をコンバインで収穫することが多く、藁はその際に短く刈られて肥料として使われることが多いのですが、昔はわらじや俵などを作る藁仕事がとても大切な仕事で、老若男女を問わず嘉年の冬では藁仕事が行われていたようです。

そんなこんなでしめ縄も無事になうことが出来たので、秋のお祭りにまた一歩近づきました。

 

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